2020年7月25日土曜日

本「背中の蜘蛛」 ☂

2148

今日も梅雨天気、予報(50%)通り降ったりやんだりの落ち着かない暗い一日。
さらに暗いニュースが何度も流れていて、気持ちも落ち着かない。

昨夜、借りている誉田哲也の「背中の蜘蛛」を一気に読み終えた。
直木賞候補でもあったこの本、警察小説なのだが、現代の警察が時代に対応して
監視カメラやネット捜査に大きく頼り始めている現状を綴っている。
最近の小説の特徴だろうか、最初から最後まで1本の話で起承転結での構成でなく、
何本もの完結した小編が続き、段々とその小編間の関係が明らかになり、最後に
全体で起承転結が成立する構成となっている。
私の様に主人公の名前を字体のイメージでしか覚えない者にとって、だんだんと
小編が増えてくると、誰が誰なのか分からなくなり混乱してくる。結構厳しいネ!
でも、情報系を専門としている自分には面白い内容だった(^_-)-☆




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