2011年4月11日月曜日

鹿島港視察

(万歩計11,276歩)被災した鹿島港にある同業者を見舞いがてら視察してきた。公共岸壁は所々、陥没したり隆起したり液状化したりした場所があり大地震の爪痕が生々しく残っていた。同業者を訪問、震災当時の話や、被害状況等を聞いた。震災一ヶ月過ぎ、やっと操業の一部が再開された事もあり、まだ環境的には上水も来ていないが皆さんの表情は明るかった。震災の日、地震自体の設備への影響はそれほどではなかったが、やはり津波が想像を絶する被害を与えたようだ。ちょうど大型船が岸壁に接岸して荷役中だったが、震災と共に停電で全ての機器が止まり、余震が続く中、皆高い所に避難したときに、津波が押し寄せたようだ。人間にとっては大型船でも大津波にとっては木の葉のようで、なすすべもなく翻弄されたようだ。このため荷役機械が大型船に引っ張られ、脱線したり引きちぎられたりの大きな被害が出たとの事。完全復旧は今年の末との事、それまで大変な労力が投入される事だろう。鹿島は地の利が良くて、本当に沢山の飼料工場・設備が集中していた。千葉から高速を使って鹿島まで2時間だった。

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