2008年7月12日土曜日

宮部みゆき「模倣犯」

宮部みゆきの「クロスファイアー」を読み終えた。
念ずる事で、物に火を点ける能力を持った女性の話だった。人道的にも非常に凶悪なのだが、法的制約で罰することが出来ない事件の加害者を彼女が自分の能力で処理(リンチ)していくのだが、同じような考えを持つ「組織」に見つけられて、最後は抹殺されてしまう。
現実の世界でも非常に悪質な犯罪だが、たとえば未成年という事だけで、被害者の家族からすれば不当に軽い刑で済んでる事件を見受けられるが、そんな時にこの主人公のような考えで犯人をリンチしたい、とは、誰も考える事だと思う。

さて、次は宮部みゆきの「模倣犯」全5巻の大作だ、どんな話なのか、楽しみである。

今日は昨日飲み会だったせいか、一日眠くて、一日寝ていた。

0 件のコメント: