それほど寒くはなかったが、時々どんよりとした空模様だった。
ジムに寄って1000m泳いできた、金曜日の夜はジムも空いていて1コース貸切状態だった。
泳いでいるときは無心でひたすら身体を動かしていて、水中の浮遊感を楽しめるので好きだ。
泳いだ後、天丼を食べたが、運動が効いていて美味しかった。
電車と帰った後で、高村薫の「照柿(てりかき)」を読み終えた。かなり細かい字で500ページ以上ある長編だった。幼い時に一緒に育った男二人、一人は芸術的には才能があるのだが、ある意味不良、もう一人は学校の成績は優秀だが平凡な才能。前者が人殺しをし、後者は刑事でその事件に係る。非常に濃厚な文章で登場者の心理を描いているので、読んでいてとても重くて疲れるが、非常に心に残るのは、この作者の書く小説の特徴だ。
発行: 1994年
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