2014年1月1日水曜日

新年2014

朝は少しぐずついた天気で霧のような雨が降っていたが、午後は日もさして良い天気になった。
お雑煮とおせち料理を義母も一緒に楽しんだ。
初詣は明日にして、午後はちかくの映画館へ「ハンガーゲーム2」を家族で観に行った。
数年前にこのシリーズの1を観て面白かったので観に行った。三部作との事で、あと一つ続編がある。映画的には面白いのだが、内容的には近未来、一部の富裕層とその他大勢の労働者層で構成される世界で、労働者層の不満のはけ口に、世界の12地区から選ばれた若者を死ぬまで戦わせる「ゲーム」を開催されるという設定だ。ローマ時代の競技場で死ぬまで奴隷を闘わせるのとおなじで、権力者の手中の中で闘い一人だけ生き残るという残酷な話である。
しかし先日読んでいた「永遠の0」の特攻隊はSFの世界でない自分の生まれる数年前の現実の世界だった事を思うと、この物語も人類の将来への警鐘と思えてくる。

昨日の夜と今朝でiPadの映画「  遠い空の向こうに」を観た、ソ連がスプートニクと言う人工衛星を世界で初めて飛ばすのに成功した時代、アメリカの炭鉱夫の高校生の息子が、ロケットに憧れ、様々な苦難を乗り越えて仲間と小型ロケットの打ち上げに成功し、全国でのコンテストに優勝、将来の希望する職へ道を切り開いて行く内容だ。これは史実に基づいた話で、実際にこの主人公はNASAの宇宙開発の技術者になっている。自分も小学生の時に父にアポロ宇宙博に連れて行ってもらって、将来はパイロットになるのだと夢を描いた事もあるので、見ていて楽しかった。

本、高村薫の「照柿」を読み始めた、長編である。



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