松本清張の「点と線」を読んだ。
この作品が書かれたのは昭和32年で、この文庫本も驚く無かれ、なんと119版と超ロングセラーである。
読む前は、古い本だし全く期待していなかった、推理小説なので、時代設定も古く、堅苦しい文体で、たぶん面白くないと思ったからだ。
読み始めて、最初の思いは全然的外れだと分った、面白いのである。
読み始めて2日で読み終えてしまった。
ジャンルからすると「アリバイ崩し」になるのだそうだが、完璧なアリバイを崩していく過程も不自然でなく、回りくどくもなく、ちょうど良いテンポだった。
さすがに長く愛されて読まれている小説、侮れないなぁ、言うのが実感だった。良い出会いだったと、薦めてくれたXYLに感謝!
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