2009年7月5日日曜日

大人の遠足①(牛込神楽坂から飯田橋へ)

先日購入したガイドブック「大人の遠足 東京下町・山手ウォーキング」を持って、その1「牛込神楽坂から飯田橋」コースを歩いてみた。
大江戸線の「牛込神楽坂」がスタート、ガイドブック通り辿ってみたら、案内通り所要時間3時間、距離にして4km、約8,000歩の行程だった。午後の散策にはちょうど良いコースだった。










左は牛込中央通にある「新潮社」の本社ビル、一帯が新潮社の領域のようで別館も向かい建っていた。










ちょうど都議選を控えて、候補者の看板が立っていた。
右は「矢来能楽堂」昭和27年の建築の舞台・建築だが残念ながら見学は出来ない、全く目立たない入り口で気づかず通り過ぎてしまう。










左は「聖バルナバ教会」で明治11年創設という歴史のある教会。
右は「赤木神社」、ガイドブックには境内に貸席を兼ねた料理屋があると記されていたが、あいにく神社自体の再建の様で、ぐるりと工事用のフェンスに囲われていて何も見ることができなかった。










赤木神社周辺は左の写真のような坂道が迷路のようになっており、ちょっと江戸時代の街並みを感じて興味深い所だった。









家やビルが込み入ってある中に、ぽつんと公園があった「白金公園」、休みなので大勢の親子が楽しんでいた。うっそうと木が茂り街中のオアシスの感があった。










いよいよ「神楽坂」、歴史のある通りだけに、新旧いろいろな店があって楽しい。右の様にちょっと路地に入った所に隠れ家のような店があるのもここらしい。











この通りに入ると一気に人が多くなる、祭りが近いのでちょうちんがたくさん飾られて、なんとなくウキウキした気分になる。










神楽坂の通りを楽しんでいたら、近くからお祭りの笛や太鼓のお囃子が聞こえてきた。
神楽坂のほぼ中央にある毘沙門天で知られる「善国寺」の境内で阿波踊りの練習をやっていた、若い男女が楽しそうにお囃子に合わせて踊っているのを見て思わず微笑んでしまった。










「善国寺」の周辺は外人も含めて、かなりの人出があった。この寺の正面にある喫茶店でコーヒーを飲んで一服した。通りを行き来する人たちを見ているだけでも楽しい、さすがに有名な神楽坂だ。












もうすぐ「ほおずき市」や「阿波踊り」の催しがあるようだ、機会があれば来てみたい。
右は毘沙門天がある「善国寺」の本堂の中、残念ながらここから中は撮影禁止だった。










神楽坂から少し離れたところにある「築戸八幡神社」、平安時代初期創建という古社である。境内にある庚申塔、猿が桃の実を手折る珍しいものだそうだ。










「築戸八幡神社」の入り口、東京のど真ん中の風景とは思えない、なんとも素朴な絵である。境内にも人は全くおらず、外の喧騒がウソの様に静かなスポットだ。










右は東西線の飯田橋駅から見た神楽坂の入り口の風景。












今回のゴールのJR飯田橋の駅、見慣れた通りなれた駅のすぐそばに、このような遠足スポットがあるのだと、ちょっと感慨深い。
経費:新宿~牛込神楽坂(大江戸線)170円、飯田橋~市谷(JR総武線)130円、コーヒー180円/計480円、所要時間3時間の遠足だった。

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