2013年10月20日日曜日

音展


オーディオ・ホームシアター展

4655歩
大雨の中、音展に行ってきた。
去年までは秋葉原だったのに、今年はお台場のゆりかもめの駅「テレコムセンター」の近くのビルでの開催だった。都営新宿線で市ヶ谷まで行き、有楽町線に乗り換え豊洲まで行って、ゆりかもめに乗った。以前は新橋からゆりかもめだったが、豊洲まで延長されたので少し乗り換えが楽になった。しかし電車賃は往復で1500円もかかる。

音展は最終日だが、あいにくの天気で人は少なかった。いろいろ試聴会やセミナーをやっていて、どこに入るか迷ったが、初めに港北ネットワークサービス「村井裕弥が斬る!新鋭オーディオブランドConclusion製品レビュー」の試聴会の会場に入った。

ここで初めて「MUSIC BIRD」と言う音楽専門の放送があることを知った。この放送を聞くには専用のチューナーが必要なのだが、Conclusionと言う会社がそれを作っていて、今日はそこの3ランクのチューナーの聴き比べ、というコンセプトだった。安い方から39,000円、49,000円、130,000円なのだが、それにACアダプターを特別のにつけかえたり、クロックの部分だけを特殊で高価な製品に変えたりとバリエーションをつけて聴き比べた。大きな違いは感じなかったが、説明されると、まぁそうかな、と納得して聴いていた。

2つめは音のサロンと言う企画で「価格帯別コンポの魅力を探る」と言うセミナーを2時間聴いた。
これは12社位のオーディオメーカーの製品から選んで、100万円、140万円、300万円、700万円のセットを作り、同じ曲を3曲とフリーの曲を3曲選んで、聴き比べるというものだ。
実際問題100万円以上もするオーディオセットで良くない音が出るわけないし、求める音にもそれほど差があるわけでないので、違いは正直わからなかった。
しかしさすがにプロ達が選りすぐって組んだセットなので、非常に質の高い音が出ていたと思う。

今回の音展で、興味を持って聴いたブースは最近注目されている「ハイレゾ」の音楽を聴くセットを提供しているブースだ。聴いてみると、特にヘッドフォーンでその違いがはっきりするのだが、CDよりも格段に音質が良い。機器は高いものもあるが、基本的にパソコンとネットで購入した音源とUSB接続のヘッドフォーン用アンプ、それにスタジオモニタークラスのヘッドフォーンがあれば聴ける。
ヘッドフォーンアンプは普及版で3万円から5万円位で手に入る。
ぜひ自分でもチャレンジしてみたい分野だ。

今回の音展の案内を見ると、デジタルオーディオがもちろん主流だが、真空管アンプやアナログ音源も再注目されているのが分かる。
その中で、案内されて初めて知ったのだが、国立国会図書館のデジタル化資料には、2009年から2012年までにデジタル化されたSPレコード、何と約48,700音源がアーカイブされて一般に提供されているのだ。
サイトは http://rekion.dl.ndl.go.jp/ 
実際ブースで聞かしてもらったが、SP独特の針のノイズが入った懐かしい音が結構きれいに鳴っていた。

まだまだ、いろいろあったが整理してまた載せてみたい。



音展会場

真空管のヘッドフォーンアンプ、とてもいい音していた。

MUSIC BARD の音比べの会場

ACアダプターでも音が変わる

価格帯での音の聴き比べ会場

700万円のセット

JBLの試聴室、個人的にはJBLの音は大好きだ

ハイレゾに興味を持って買った雑誌


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