2015年5月23日土曜日

日大聴講生 2回目

4560歩

1週間の仕事の疲れで一日眠たかった。
昼日大に行って「公開講座」に出席してきた。
講義題目は『ロハスの家と浅部地中熱利用技術』 講師は日大の伊藤耕祐准教授

このテーマは日大としても重要な研究テーマとしてとらえているようで、今日は工学部長の挨拶、大学の広報部が取材にもきていた。
本校でも「スマートハウス」の研究をしていて、構内にもモデルハウスを建てている。
はじめは要するに省エネハウスの話だと思って聞き始めたが、もっと背景が広く深い話で、話が進む程に興味をそそられた。
中で「高度成長期に構築された公共設備インフラの上下水道は急速に老朽化が進んでいて、その修復に莫大な費用がかかる、公的機関での維持が費用的に難しくなり、民間企業に委託する様になるが、委託された企業も採算収益が得られる間は仕事を受けるが、それが難しくなれば撤退する。地方の上下水道事業は放棄され唯一東京都だけが水の供給と下水が維持される可能性が高い」と言う話は、時々断片をニュースで聞くだけに現実味があって怖い。

建築業界はこれから車産業をも上回る総合産業になると言う話も、説明を聞くほどに納得できた。
エネルギー問題は、小さいときにすぐにでも石油資源が枯渇して人類の存亡に関わると聞かされていたが、一向にその兆候がなく、何となく身近な問題でないような感覚になっていたが、実際は特に中国の巨大な人口の急速な近代化で2050年というそれ程遠い未来でない頃に「石炭」「石油」「天然ガス」の資源は枯渇すると予想されている。それに替わる再生可能な資源が急速にパーセンテージを大きくしている予想図の資料が提示されたが、先生いわく「そうなる」のでなく「そうする」のでないと絵に描いた餅だ、の言葉が印象的だった。人類英知を絞って問題に立ち向かわないと地球からの退去を余儀なくされるのだ。

図書館に寄った、ここは文系の学部が主なので、自分の欲する書籍は少なかったが、近所で利用したいので入館証の作成を依頼した。

講義棟

学食 今日は260円のカレーを食べた


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