2008年5月11日日曜日

栃木県立美術館

今日は仕事があり会社に昼頃2時間ほどいたが、終わって「栃木県立美術館」に行った。
自転車で行く予定だったが、生憎の雨だったので車で行った。
事前にネットで調べていて、企画展も常設展も1年間自由に入れる会員になった。常設展の入場券が1回250円、会員は年3,000円なので企画展(800円)に4回も行けばお得な事になる。
今日は「12の旅」なる企画展をやっていた。

イギリスの12人の作家の旅をテーマにした企画展である。ちょっとユニークだったのはボイル・ファミリーなる作家(正しくは4人の家族)、地図にダーツを投げ当たった所に出向き、更に詳細な地図にダーツを投げて場所を確定する、その場所に行くとコインを投げて落ちた地点の地面を一辺180cmの正方形に区切る、その地表を忠実に再現して作品にする。実際壁にかけられた作品は地表を切り取って来たかと思えるほどの精緻なできばえである。マンホールでさえも対象になってしまう。
もう一人も自然に出向いていって、その自然の中のたとえば紅葉で真っ赤に色ついた木の葉を川の中にある岩に貼り付けて作品を作っていた。これは風が吹いたり、時間がたてば流されてしまうので、写真で作品紹介をしていた。最初は合成写真かと思って見たが、実際に自然の中に積極的に自分のイメージを作り上げているとの事。
12作家それぞれユニークな作風で、退屈しなかった。

この美術館、約1年間かけてリニューアルしていて最近(2008.4.27)オープンしたばかり、館内は当然綺麗で、気持ちがいい、トイレがウオッシュレットなのも更にうれしい。
展示物を見たら、2時を過ぎていたので館内のレストランで食事をした、常設展も見て廻ったので結構歩いてお腹が減った。メニューにランチ(コーヒー付)が1,000円であったので頼んだら、上の写真のとおりきちんと作ってあって大満足、リニューアルしたての美術館で至福の時を過ごせた。

会員の入会費3,000円、常設の作品集1,000円、食事代1,000円/計5,000円なり

アドレス:http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/jp/index.html

0 件のコメント: