初日はメタメタ心が重い、悲鳴をあげたくなる程重い。イヤハヤ!
帰りの電車ではiPadで映画「セント・オブ・ウーマン」を観てきた。
アルパチーノが盲目の元軍人/少佐を演じる、かなり昔の映画だ。
途中若い女性とタンゴを踊るのだが、これが実に恰好いいのだ。
一日の重い気持ちを十分に晴らしてくれた。
アルパチーノの最後の学校での演説が素晴らしかったので、調べたらこの年のアカデミー主演男優賞をとっていた、なるほどねぇ。他にもこの映画はいろんな賞をとっているレベルの高い内容だ。
現役を退いた英雄が、生き甲斐が無くなって苦悩する、何だかよくわかる気がする。
気難しく人間嫌いな全盲の退役軍人と、心優しいエリート寄宿学校の苦学生との年齢差を越えた友情を描き出した感動作。A・パチーノの熱演(七度目のノミネートにして遂にアカデミー主演賞受賞)やC・オドネルのさわやかな演技は言うに及ばないが、男同士の奇妙な友情を軽快に見せてくれたM・ブレスト監督が、今度は打って変わってじっくりと人間愛を描き、監督の奥の深さを認識できる点も記憶しておきたい。G・アンウォーとタンゴを踊るシーンは絶品!
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