2013年12月30日月曜日

寒い!

こちらは非常に寒い、庭の凍った水が昼間にも解けないほどだ。

楽しみにしていた百田尚樹の「永遠の0」を読み始めた。第二次大戦で活躍した戦闘機の零戦とそのパイロットの話だ。自分の祖父を知るために、生き残った元パイロット達に会い、当時の話を聞く形式をとっている。多分実際に作者は元零戦乗りに会ってインタビューをした内容をもとに書いているのだろう、その内容は実にリアルで圧倒される。自分が生まれるほんの10年前に、このような戦争があったという事実と、あまりにも我々世代がその時の事を知っていない事実に唖然とさせられる。飛行機乗りと船乗りの違いはあるが、自分もある時期世界に飛び出して、ある意味日本の外から日本を眺めることがあったので、その当時の若者が何を考え、何を思ったのかに興味を覚える。この本は戦争賛美の本ではない、全く逆でいかに戦争とは非人間的で虚しいものかを語っている。映画化もされているようなので、ぜひ見に行きたい。

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