2014年9月1日月曜日

9月初日

5208歩

今日は仕事を休んで、東京駅に出かけた。
平日でもあり駅構内はそれほど混んでいなくて歩きやすかった。
途中のどが渇いたので、ジューススタンドで果物のフレッシュジュース(400円)を購入して飲んだが美味しかった。用事が終わったので秋葉原経由で帰ろうかと思ってホームで出ると土砂降りになっていたのであきらめて直帰した。気温は10月の上旬並みとの事で涼しく過ごしやすかった。

近くの都営住宅がほぼ出来上がった。

プレヴィン/vn協奏曲 / ムター(アンネ=ゾフィー)


ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ(全曲) / ムター(アンネ=ゾフィー)

ムターの27年ぶり2度目となるブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集は、予想通り、非常に個性的な演奏である。ムターは、これまでの“ブラームスらしい”演奏を模倣するのではなく、あくまで自分で考え、ブラームスを自分で表現しようとしている。第2番の第1楽章で過激なまでにアグレッシヴでパワフルな演奏をしたかと思うと、その数小節後ではノン・ヴィブラートの無表情な音楽を奏でる。第1番の第1楽章冒頭は、ささやくような音色だ。そして第3番の第2楽章は、ヴィブラートをたっぷりときかせ、音の長さの伸縮もあるとてもロマンティックな演奏を展開する。その表現の大胆な振幅こそ、ムターの演奏の特徴であり、彼女はブラームスにそのような感情の幅の広さを見出しているのだろう。ちょっとやりすぎと眉をひそめる聴き手もいるだろうが、ヴァイオリン界のトップを行くムターだからこそ、これくらいやってほしいと思う。共演のオーキスも多彩な音色と柔軟な表現を聴かせる。 (山田治生) JAN:4988005605290

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